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植木坂

麻布永坂町麻布飯倉片町を南北に分ける細い坂。現在の麻布永坂町と麻布台三丁目の境界となる。坂名の由来は、江戸期にこの一帯に植木商が住み着いたためだそうだ。都道415号(放射1号)と外苑東通りに挟まれた一角だが、大通りから遠く、窪地になっているだめ、非常に奥深い場所という印象を受ける。植木坂を下り切った場所が一旦平地になり、そこから外苑東通りに上るのが鼬坂、古川沿いの低地に下るのが鼠坂である。個人的には、この植木坂を歩くと、今はもうなくなってしまった桜田町の玄碩坂を思い出す。

 

写真で見る植木坂(写真をクリックすると拡大表示されます)

植木坂を坂上から坂下に下ってみましょう。まず一枚目は、坂上にあるブリジストン美術館石橋分館の入口です。ブリジストン美術館は中央区京橋にありますが、この分館ではどのような展示が行われているのでしょうかね。

2004.6.19撮影

美術館の敷地に鬱蒼と茂る樹々の隙間から見えた東京タワーです。この一帯は美術館以外にも樹々が多く、非常に落ち着いた佇まいを見せています。

2004.6.19撮影

坂上の標識は、車の通行の邪魔にならないように、道の脇にはみ出して設置されています。車がすれ違うのも大変な細い道で、車はたまにしか通りません。

2004.1.17撮影

坂上から傾斜が始まってすぐ左手には小さな石段があります。石段の下の道は、植木坂下の道と合流します。高層マンションもなく、古い家並みが比較的残っています。

2004.1.17撮影

いよいよ坂の傾斜がきつくなります。ゆるやかにカーブする細い坂は、今は六本木ヒルズになって消滅した、玄碩坂を思い出させます。

2004.1.17撮影

坂の中腹から坂上に向かって一枚。この角度だと、傾斜の厳しさが良く分かりますね。雪が降ったりしたら、なかなか大変なことになるでしょう。

2004.6.19撮影

坂の中腹にある古い木造のお宅です。本村町や富士見町にも木造家屋が集中している場所がありますが、こういった木造家屋は本当に少なくなってきました。

2004.1.17撮影

植木坂ほぼ全景です。坂上から見ると結構カーブしているように見えるのに、坂下から見ると意外とまっすぐに見えますね。不思議です。

2004.6.19撮影

坂下交差点から坂上に向かって一枚。小さな交差点で、車の邪魔にならないよう、標識は建物のフェンスぎりぎりに張り付いています。写真左手に進むと鼠坂、右に行くと鼬坂に出ます。

2004.6.19撮影

坂下交差点から、植木坂を背にして撮りました。この一帯が窪地で低くなっており、正面は飯倉の台地で高い場所のため、マンションなどの建物が盛り上がって建っているように見えます。ちょっと不思議な景色です。

2004.6.19撮影

坂下交差点の窪地の一番低くなっている場所は、広い私有地になっています。今時信じられないほどゆったりとした敷地で、何だか気になる感じです。

2004.1.17撮影

坂下交差点から少し歩いたところにある路地です。未舗装です。麻布にもまだこんなに静かなところがあるんですね。江戸期の古地図を見ると、この辺りに川が流れていたそうです。今は暗渠になっているのでしょうか。

2004.1.17撮影


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2004年7月11日公開 2004年7月31日更新


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