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饂飩坂(うどんざか)

 

現在の六本木五丁目、旧麻布六本木町にある小さな坂。これだけ小さな坂に立派に名前が付いているのに、もっと規模も大きくて傾斜も急峻な坂が無名であったりするのは不思議である。六本木の歓楽街の真ん中にあり、眠らない夜の坂である。

坂の名の由来は、昔、松屋伊兵衛という者がこの辺りでうどん屋を開いていたためという。江戸末期の古地図などによっては、この饂飩坂と隣の芋洗坂が逆に書いてあるものも多く、港区が設置した標識にも、そのことが記されている。

 

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小さな饂飩坂を上りましょう。一枚目は坂下から。左手が芋洗坂で、右に上るのが饂飩坂です。昔は大渋滞した道ですが、トンネルができて交通量はすっかり減りました。

2005.3.6撮影

坂の標識です。歓楽街の真ん中にあるため、風俗のビラをベタベタ貼られたり、いたずら書きをされたりと、肩身が狭そうで気の毒です。

2005.3.6撮影

坂下から坂上を撮りました。日曜日の朝早くに撮影したのですが、まだ夜遊びの人達がたくさん残っていて、夜の続きという感じでした。

2005.3.6撮影

坂の中腹左手には教善寺という寺院があります。江戸期には麻布教善寺門前という門前町屋を持っていました。300年以上の歴史を持つお寺です。

2005.3.6撮影

坂を上り始めてすぐに振り向くと、目の前に六本木ヒルズの銀色の塔が見えます。北日ヶ窪町の窪地の向こうに聳えています。

2005.3.6撮影

坂の中腹から坂上に向かって写しています。この辺りは大きなビルは少なくて、ペンシルビルのような小さなビルが多いのも特徴です。

2005.3.6撮影

教善寺の隣のこの細い路地の奥には、小さな飲み屋さんがあります。カウンターと小さな座敷だけのお店ですが、やきとんがなかなか美味いです。

2005.3.6撮影

坂の両側は飲食店が多く並んでいます。終夜営業の店も多く、朝の8時といってもまだ夜中の続きのようです。左手のクラブからは大音響で音楽が流れています。

2005.3.6撮影

夜通し遊んだ人々の駐車場のようになってしまっていますが、これが坂上の景色です。坂上は外苑東通りに接続していて、酔っぱらった外国人がたくさんいました。

2005.3.6撮影


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2005年3月6日公開  2005年4月24日更新


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