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鳥居坂

外苑東通りから環状3号線に向かって北から南へと下る急坂で、現在の六本木五丁目、旧鳥居坂町から下り始め、坂下は旧南日ヶ窪町へと至る。北側の高台は、道路の東側が旧東鳥居坂町、西側が旧鳥居坂町となっているのに、丁度坂が始まるところから、西側の鳥居坂町が東側にはみ出して、坂を独占している。坂の名の由来には二つの説がある。一つは、現在旧本村町にある氷川神社がかつて旧宮村町にあった頃に、この坂周辺に二の鳥居があったためというもの。もう一つは江戸期に坂上に鳥居丹波守の屋敷があったためというもの。後者の方が信憑性が高いようだが、鳥居丹波守の屋敷があったのは、鳥居坂町ではなく東鳥居坂町というのも、何やら皮肉な感じがする。明治期には坂上は豪邸が並ぶ超高級住宅地、坂下は貧民がひしめき合って暮らすスラムと、坂の上と下とで別世界であった。

写真で見る鳥居坂(写真をクリックすると拡大表示されます)

坂上の西側にある国際文化会館は、江戸期には京極壱岐守の屋敷だった場所で、明治以降も豪邸だった場所です。緑が深くて気持ちがいいですが、写真右上には六本木ヒルズの森タワーが。。。

2004.4.29撮影

ちょっと暗くて見えにくいですが、坂上東側には、シンガポール大使館があります。坂上までは東鳥居坂町なのに、ここからは鳥居坂町が東側にはみ出しています。

2004.4.29撮影

いよいよ急勾配がスタートです。鳥居坂は数ある麻布の坂の中でも、三本の指に入る急坂だと思います。雪が降ったりしたら、とても車では下りられませんよね。

2004.4.29撮影

急勾配の途中から坂下に向かって一枚。正面に元麻布ヒルズが見えています。手前の六本木の台地から一気に下り、麻布十番の谷を挟み、奥の大隅山の台地の上に元麻布ヒルズはあります。

2004.4.24撮影

左の写真と同じ場所から、今度は坂上に向かって撮ってみました。急勾配なのが分かりますよね。一度だけこの急坂を、白人の人が自転車に乗ったまま上り切ったのを見たことがあります。拍手ものです。

2004.4.24撮影

写真を撮った位置より手前が旧鳥居坂町、奥が旧南日ヶ窪町になります。正面の交差点を左右に横切るのは、環状3号線です。90年代に麻布トンネルが開通するまでは、行き止まりでした。トンネルの向こうは旧霞町です。

2004.4.24撮影

坂下交差点から坂上に向かって。自動車が猛スピードで下りてくると、思わず怖くて立ちすくんでしまいます。上っていく自動車はエンジン音が大きく、苦しそうです。写真右手前には、一時期麻布支所の仮庁舎がありました。

2004.4.24撮影

左の写真と同じ場所から、坂下交差点の奥に向かって一枚。右側に麻布十番温泉が見えます。その先の交差点を左右に横切っているのが麻布十番商店街で、その奥の上り坂は暗闇坂です。

2004.4.24撮影

環状3号線を反対側に渡り、坂を下から上に向かって撮りました。緑が多くて気持ちのいい坂です。坂上には東洋英和女学院もあり、落ち着いた町並みが外苑東通り手前まで続いています。

2004.4.24撮影


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2004年4月29日公開


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