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七面坂(しちめんざか)

現在の麻布十番二丁目、旧麻布一本松町にある小さな坂。坂の規模としてはとても小さな坂だが、歴史的経緯がはっきりしているせいか、ちゃんと港区の標識も立っていて面目を保っている。麻布十番商店街から一本松へと抜けるショートカットで、坂上で大黒坂に接続する。由緒ある坂の名前なのだが、現在の七面坂はマンション工事の振動に日々揺れている。

この地区に本善寺という寺があり(戦後五反田に移転した)、その本善寺に七面大明神という木像が安置されていたためにこの坂の名前が付いたという。戦前の地図を見ると、本善寺は坂下から見て左手中腹にあったようだ。

 

写真で見る七面坂(写真をクリックすると拡大表示されます)

小さく短い七面坂を坂下から坂上へ上りましょう。一枚目は坂下から坂上を撮ったものです。セイフーの脇を一本裏に入った場所が坂下になります。

2004.12.19撮影

坂下にある坂の標識です。戦後移転した寺院に由来していると書かれています。ウェブで検索すると、確かに五反田に本善寺というお寺があるようです。七面大明神は今もあるのでしょうか。

2004.12.19撮影

坂を上り始めてすぐのポイントで坂下を写しました。決して大きな坂ではありませんが、何となく風情のある、良い坂だなあと感じさせるポイントです。

2004.12.19撮影

坂の中腹の、坂下から見て左側にある古い木造のお宅。家の前に生えている椰子の木が何だかすごくミスマッチですが、麻布らしいといえば麻布らしいかもしれません。

2004.12.19撮影

坂の中腹から写した一枚。写真正面あたりにかつて本善寺があったのではないでしょうか。昭和初期の地図を参照すると、位置的にはこの辺りになるようです。

2004.12.19撮影

坂の中腹、坂下から見て左側にあるマンション。坂の名を冠したマンションの名前からは、地元に対する静かな愛情を感じられて、良いなあと思わせます。

2004.12.19撮影

坂上の奥には、西町にある元麻布ヒルズが聳えています。正面を左右に横切るのは大黒坂です。この一帯には寺院が多く、大黒坂も寺院が名前の由来となっています。

2004.12.19撮影

坂上から坂下に向かって坂の全景を写しました。坂上から見て左側では大規模なマンション建築工事が進んでいて、何となく落ち着かない雰囲気です。

2004.12.19撮影

大黒坂の傾斜から七面坂の下り口を撮ってみました。港区が設置した標識が交通標識に寄り添うようにこっそりと立っています。

2004.12.19撮影


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2004年12月18日公開


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